自己投資は何が良いか…悩める人は「相続」の勉強から始めよう!【FP合格も相続から】

銀行の資格

こんにちは!元銀行員でファイナンシャルプランナーのジムノです。

私は、銀行員時代から①仕事に役立ち、②実社会でも必要な資格を取得してきました。

2級ファイナンシャルプランナー

相続アドバイザー3級

これらの資格に共通している分野は、

『相続に関する法律や税の知識』です。

今回は、

  1. 自己投資として『相続』を勉強した方が良い理由
  2. 相続の勉強は、何から始めたら良いか

を記事にしました。

相続について詳しくなることは、非常に有効な自己投資になりますので、勉強した方が良いメリットをお伝えしていきます。

この記事を読んでほしい人
  • 自己投資を考えているが、何を勉強しようか悩んでいる人
  • 資格を取ろうと思うがまだ何も決めていない人
  • FP取得によって金融リテラシーを上げたい人

「相続」の知識とは

この記事における相続の知識は、以下の2つとなります。

  1. 民法(特に家族法
  2. 相続税の仕組みや制度

民法(家族法)は、親族法と相続法に分かれており

  • 親族法…親子・婚姻・後見等の親族関係を規律する法律
  • 相続法…相続の割合、遺言、遺留分、配偶者居住権等、相続のルールを定めた法律
ジムノ
ジムノ

これら家族法は、民法のカテゴリーの1つであって、独立した法律ではないです。

相続税に関する知識(例えばFP試験で求められる知識)は

  • 相続税の計算、申告、控除
  • 贈与税との関連性
  • 財産評価、事業承継

「相続」は資格試験によく出る

とりあえず何か勉強したい人が相続を勉強しておいた方が良い理由として

相続知識は、資格試験に使われやすい

その実例を挙げていきます。

相続の知識が必要な資格

私が合格した資格・検定に限っても相続の知識が必要な試験は多くあります。

相続を勉強した資格
  • ファイナンシャルプランナー(FP技能士)
  • 宅地建物取引士
  • 土地家屋調査士
  • 住宅ローンアドバイザー
  • 銀行業務検定

宅建やFPといった人気資格から金融系の検定試験において、相続関連の問題は頻出です。

FPは相続の勉強が効果大

相続の知識が効果的な資格の代表例は、FP(ファイナンシャルプランナー)です。

FPは3級~1級があり、出題分野は以下の6分野となっていますが、相続の法律・税の知識が頻出です。

FPの出題分野と相続知識の関係

  1. ライフプランと資金計画 → 大きな関連性なし
  2. リスクマネジメント → 生命保険分野で重要
  3. 金融資産運用 → 大きな関連性なし
  4. タックスプラン → 税額の計算に有利
  5. 不動産 → 財産評価等で重要
  6. 相続・事業承継 → すべて重要!

FP試験は、相続税・贈与税の分野が、様々な分野において当たり前の知識として出題されています。

相続のルールや税制について多少なりとも勉強していると、FPを目指す時に有利になるかもしれません。

まずは「気楽」に相続を勉強する

相続は知らないでは済まない

そもそも相続は

  • 国民だれもが相続人となり、いずれ被相続人になる
  • 相続税を納付し、誰かに相続税を納付してもらう可能性がある

自己投資を考えている人は、将来のライフプランを考え、資産運用にも興味があると思います。

つまり、相続の法律を学び、相続税の仕組みについて勉強しておくことは無駄ではありません。

ジムノ
ジムノ

だからといって、難しい本やセミナー等で勉強するのではなく、もっと身近に相続のルールを考えるところから始めた方がいいと私は思います。

相続の法律については、後述するサイトにも記載がありますが、

私は「民法がわかった」という本を最初に読むことを奨めます。

  • 親族法、相続法について平易な文章で説明
  • 民法の全体像の把握に役立つ
  • 細かいところまで網羅的に解説していない

相続を含む民法の全体像を一から把握したい人、今後法律系の資格を勉強したい人は是非読んでみて下さい。

参考になった書籍

『民法がわかった(改訂第5版)・法学書院出版』

宣伝するつもりはないので、気になる方はGoogle検索!

相続税を計算して、より身近に考えよう

相続に限らず、勉強において大切なことは

出題される法令や制度について、自分の場合にあてはめて理解すること

例えば、「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税制度」

これはFPの相続の分野で出題があります。

ジムノ
ジムノ

最近、身内でこの制度を使って住宅購入を予定しており、改めて調べることになりました。

テキストに記載のある知識を「覚える」作業ではなく、

  • 自分がその制度を使える対象かどうか
  • いくら得するのか
  • 使えなかったらどんな損失があるのか

といった自分の身の回りで起きている日常の出来事として調べた方が、圧倒的に制度内容について「理解」することが出来ました。

つまり、相続税の制度について理解したい人は、

まずは「税理士法人等が運営しているネット記事」で自分の相続税を計算したり、自分が得する制度がないかを調べましょう

私が参考にしたサイトは相続サポートセンターのサイトでしたが、相続税の計算方法だけでなく、用語説明もあり、シミュレーションや相続税に関わる制度等も解説しているため、単調になりがちな税の勉強の導入に向いていると思います。

まとめ 自分の家族とお金を守るために勉強すべき

自己投資は、投下した資源(お金・時間)を回収できない事があります。

私も、自己投資として『司法書士講座』と『社労士講座』を受講するも、挫折した経験があり、予備校代も通学時間も無駄にしたことがあります(笑)

ジムノ
ジムノ

司法書士講座は転居を伴う転勤、社労士講座は講師の急逝等、自分の意思に関わらず自己投資が無駄になることはあります。

しかし、相続の勉強は無駄にはなりません。

だれもが経験する重要なライフイベントだからです。

放っておいても得する制度は誰も教えてくれませんし、支払う税金は知らなかったでは済みません。

自分だけでなく、残された家族のためにも、相続について勉強することは一番コスパのよい自己投資だと言えるでしょう。

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