最近、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つ人か金融系の記事を書いているのをよく見る。
僕もFP2級をまぐれで合格できたが、相続関連の問題がよく問われる。
- FP試験と相続知識の関連
- 最初はどんな勉強がいいか
を考えてみた。
↑まぐれで合格したFP技能士2級
FP試験と「相続」の関連性
FP試験は1級~3級あり、出題分野は以下の6分野となっていますが、相続の法律・税の知識が頻出。
FPの出題分野と相続知識の関係
- ライフプランと資金計画 → 大きな関連性なし
- リスクマネジメント → 生命保険分野で重要
- 金融資産運用 → 大きな関連性なし
- タックスプラン → 税額の計算に有利
- 不動産 → 財産評価等で重要
- 相続・事業承継 → すべて重要!
FP試験は、相続税・贈与税の分野が、様々な分野において当たり前の知識として出題される。
相続のルールや税制について多少なりとも勉強していると、FPを目指す時に有利になるかもしれません。
最初はどんな勉強がいいか
そもそも、ほとんどの人が相続人になるし、いつか被相続人になる。
ということは、相続税を納付し、誰かに相続税を納付してもらう可能性から、FP試験だけに限らず知っておかないと苦労する時が来るはず。
だからといって、難しい本やセミナー等に手を出す必要はないかなぁと思います。
私は「民法がわかった」という本を最初に読むことを奨めます。
- 親族法、相続法について平易な文章で説明
- 民法の全体像の把握に役立つ
- 細かいところまで網羅的に解説していない
あと、学びたい分野や出題される法令や制度について、自分の場合にあてはめて考えると理解が深まると思う。
例えば、「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税制度」
これ、FPの相続分野で出題があるけど、最近身内でこの制度を使って住宅購入したいとの相談あって、改めて色々調べた。
相続の勉強って参考書に記載のある知識を覚えるというよりかは、
- 自分もその制度を使えるかどうか
- いくら得するのか
- 使わなかったらいくら損するのか
って思いながら、自分に当てはめてみると、文章読むより時間はかかるけど、理解度は全然違うと思う。
参考にしたサイトは相続サポートセンターのサイトでしたが、相続税の計算方法だけでなく、用語説明もあり、シミュレーションや相続税に関わる制度等も解説しているため、税金の勉強の導入に向いているかもしれません。
自分だけでなく、家族のためにも、相続の勉強はコスパのよい自己投資だ。
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