こんにちは。元銀行員のジムノです。
私は土地家屋調査士試験に合格後、測量士を目指して、令和3年9月12日に測量士試験を受験し、無事に合格することが出来ました!

今回、測量士試験の所感と学習スケジュールについて記事にしました。
測量士試験 点数
測量士試験は、午前の択一(700点)、午後の記述(700点)で、910点/1400点が合格ラインです。
午後の記述は必須問題1問と選択問題2問ですが、
私は№3[地形・写真測量]、№4[地図編集]を選択。

午前は575点(23問/28問)
午後は点数不明ですが、400~500点だと思います。
受験後の所感
試験の所感ですが、
午前択一は過去問5年分を完璧に理解・暗記すれば、24~25問は取れる内容。
2、3問まったく分からない問題が出ましたが、概ね過去問ベースで、真面目に勉強した人なら去年より簡単だったのではないでしょうか。
時間は十分足りました。
午後の記述式については、
必須問題は、概ね過去問ベースで、新型コロナ関連の問題や細かい数値を問われる問題が少々。
選択問題は、難易度は普通でしたが、過去問にない問題もあり、 例年より問題のボリュームが増加。

選択問題№4の地理院タイルの問題を解く時間はなかったです。
勉強スケジュール

学習期間:4月下旬~9月11日(約5ヵ月半)
勉強教材:アガルート2021測量士講座(過去問は6年分)
勉強時間:250~300時間(体感)
1ヵ月目
通信講座視聴×2回(1回目はYouTube見る感覚。2回目はテキストを使用し、1.5倍速で受講)
2ヵ月目
択一過去問(全問2周し、簡単な問題と自分が苦手な問題を把握)
3ヵ月目
午後の記述スタート。
必須問題から、基準点測量、地形・写真測量、地図編集の順に勉強。
応用測量は「とある理由」で選択することをやめたので、テキストと午前問題以外は学習しませんでした。
4ヵ月目
択一14問、記述2年分を1日のノルマとし、ルーティーン化。
このころには、選択問題を地形・写真測量と地図編集に決めて、基準点測量と応用測量の記述問題は解きませんでした。
5ヵ月目
択一1年分を通しで解き、記述はよく間違う問題を重点的に確認。
試験の1週間前に令和2年度の過去問を実際に時間を図って解いて、試験イメージを整える。
今回時間が足りなくなったため、通しの演習はもう少し必要かと思いました。

測量士試験は、何度も同じ形式の問題が出ます。
3回解いて、理解した問題は、直前期になるまで放置しました。
知っている問題を解く時間を、作業規程の準則や苦手論点のアウトプットに使えば、もっと学習効率は上がるでしょう。
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